
2026/10/20

2026年7月、奈良県に新たな世界遺産が誕生しました。
その名も、「飛鳥・藤原の宮都(あすか・ふじわらのきゅうと)」。
日本という国のかたちが生まれていった歴史を今に伝える、奈良県橿原市・明日香村・桜井市にまたがる貴重な文化遺産です。
中でも注目したいのが、橿原市にある「藤原宮跡」。
現在は大きな空と豊かな自然が広がる場所ですが、約1300年前には、日本の政治の中心として壮大な都が築かれていました。
歴史ある風景を眺めながら、ゆっくりと過ごす奈良の休日。
そして、せっかく奈良を訪れるなら、その土地で育った旬の食材を味わう楽しみも加えてみませんか?
今回は、2026年に世界遺産登録された「飛鳥・藤原の宮都」の魅力と、秋のお出かけにおすすめの藤原宮跡、そして橿原で楽しむフレンチランチをご紹介します。
2026年7月26日、「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界文化遺産に正式登録されました。
日本では27件目となる世界遺産です。
「飛鳥・藤原の宮都」は、6世紀末から8世紀初めにかけて、日本の政治や文化の中心となった地域に残る19の遺跡から構成されています。
宮殿跡や寺院跡、古墳など、形の異なる遺跡が一つの世界遺産として登録されているのが特徴です。
では、なぜこの場所が世界遺産に選ばれたのでしょうか?
その大きな理由は、現在の日本につながる国づくりの歴史を伝えていることにあります。
当時の日本は、中国や朝鮮半島との交流を通じて、政治制度や建築技術、仏教文化などを取り入れながら、独自の国家体制を築いていきました。
「飛鳥・藤原の宮都」には、そうした時代の宮殿や寺院、古墳の遺跡が今も残されています。
歴史の教科書で目にする飛鳥時代。
その出来事が、実際にこの奈良の地で起こっていたと考えると、普段何気なく眺めている風景も、少し違って見えてきませんか?
今回登録された世界遺産の中でも、橿原市を代表する構成資産が「藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)」です。
藤原宮跡は、694年から710年までの16年間、日本の都として栄えた「藤原京」の中心にあった宮殿の跡地。
持統天皇・文武天皇・元明天皇の三代にわたり、政治が行われていた場所です。
藤原京は、日本で初めて本格的な都市計画に基づいて造営された都として知られています。
宮殿の敷地は東西・南北ともに約900メートルにも及び、その内部には、重要な儀式を行う大極殿、政治を行う朝堂院、天皇の住まいなどが設けられていました。
現在の国会議事堂や官庁街、皇居の役割を担う施設が集まっていたと考えると、その規模の大きさが想像できます。
今では当時の建物の多くは残っていませんが、だからこそ感じられる魅力があります。
広々とした空間に立ち、かつてここに壮大な都が存在していたことを思い浮かべる。
目の前に広がる景色と、約1300年前の歴史が重なり合うような、不思議な時間を味わえる場所です。
藤原宮跡を訪れたら、ぜひ周囲の山々にも目を向けてみてください。
この場所を囲むようにそびえるのが、「大和三山」と呼ばれる3つの山です。
香具山(かぐやま)
畝傍山(うねびやま)
耳成山(みみなしやま)
いずれも古くから人々に親しまれ、万葉集にも登場する歴史ある山々です。
藤原宮跡からは、そんな大和三山を背景に、奈良らしい穏やかな風景を楽しむことができます。
華やかな観光施設や大きな建造物がなくても、心に残る景色がある。
歴史を知れば知るほど、この何気ない風景が特別に感じられるのも、藤原宮跡ならではの魅力ではないでしょうか。
世界遺産としての歴史的な魅力に加え、藤原宮跡は四季折々の花々を楽しめるスポットとしても知られています。
特に秋の見どころが、一面に咲き誇るコスモスです。
約24,000平方メートルもの広大な花畑には、約240万本のコスモスが植えられ、例年10月上旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
ピンクや白の花々が秋風に揺れ、その向こうに大和三山が広がる風景は、思わず写真に収めたくなる美しさ。
2026年10月19日の橿原市の発表では、南側エリアが満開、北側エリアも8分咲きとなり、見頃を迎えています。
世界遺産に登録された記念すべき年の秋。
歴史に思いを馳せながら、美しいコスモスに囲まれるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※開花状況は天候などによって変化します。お出かけ前に最新情報をご確認ください。
▶ 藤原宮跡のコスモスと秋の橿原ランチを紹介した記事はこちら
奈良の魅力は、長い歴史や美しい風景だけではありません。
豊かな自然の中で育まれてきた、食の文化もその一つです。
古くから受け継がれてきた大和の伝統野菜をはじめ、奈良には四季折々の美味しい食材がたくさんあります。
歴史ある土地を歩いたあと、その土地で育った旬のものをいただく。
観光地を訪れるだけでは出会えない、奈良のもう一つの魅力に触れる時間です。
そんな奈良の恵みを、フランス料理というかたちで楽しめるのが、橿原市にある 「ビストロラタトゥイユ La cuisine de “まほろば”」 です。

当店「ビストロラタトゥイユ La cuisine de “まほろば”」は、JAまほろばキッチン橿原店の敷地内にあるフレンチレストランです。
私たちが大切にしているのは、「美味しいフレンチを、誰でも、気軽に楽しんでいただきたい」 という想い。
地元の農家さんが大切に育てた新鮮な野菜や、料理長が厳選した食材を使い、素材本来の美味しさを引き出す料理をご提供しています。
料理を監修するのは、エグゼクティブシェフ・清水賢。
フランス料理の伝統的な技法を生かしながら、素材の味わいや香り、食感を大切に、一皿一皿を丁寧に仕立てています。
特にこだわっているのが、奈良の旬を感じられる野菜料理です。
普段から親しみのある野菜も、調理方法や組み合わせによって、新しい美味しさに出会えることがあります。
季節によって表情を変える大和の風景と同じように、食卓にもその時季ならではの彩りを。
目で楽しみ、香りを感じ、ひと口ごとに旬の味わいを楽しんでいただけたら嬉しく思います。

「フレンチレストランは少し敷居が高いかも……」
そんなイメージをお持ちの方も、どうぞ気軽にお越しください。
当店は、肩肘張らずに本格的なフランス料理を楽しんでいただける、カジュアルなレストランです。
広々とした店内は、ベビーカーや車椅子のままご入店いただくことも可能。
ご家族とのランチやご友人とのお食事、ご夫婦での休日、そして大切な方との記念日まで、さまざまなシーンでご利用いただけます。
ランチは、魚料理または肉料理を選べるコースのほか、お魚もお肉も楽しめるフルコースなどをご用意。
月替わりの料理を通して、四季折々の食材の魅力をお届けしています。
秋の奈良観光を楽しんだあとは、美味しい料理を囲みながら、ゆっくりと語らうひとときをお過ごしください。
2026年、世界遺産という新たな歴史を刻んだ「飛鳥・藤原の宮都」。
約1300年前にこの土地で始まった国づくりの歩みが、時を超えて、世界に認められました。
歴史を知り、風景を眺め、その土地ならではの食を味わう。
いつもの休日も、少し視点を変えるだけで、心に残る特別な一日になるかもしれません。
遠方から奈良を訪れる方も、地元にお住まいの方も。
この機会にぜひ、世界遺産となった「飛鳥・藤原の宮都」を訪れ、奈良の新たな魅力を発見してみてください。
そして、橿原でのお食事には、ぜひ当店「ビストロラタトゥイユ La cuisine de “まほろば”」へ。
奈良の旬の食材を使ったお料理とともに、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
アクセス:近鉄耳成駅下車 徒歩17分 / 無料の大型駐車場完備
TEL:0744-20-3374
ディナー 17:30〜22:00 ※ディナーは完全予約制(月曜・火曜はランチのみ営業)
定休日:年中無休
お昼のお時間はご予約なしでもご来店いただけますが、敬老の日の連休や週末などは混み合うことが予想されます。大切なお祝いのお席には、事前のご予約をおすすめいたします。(夜の営業は完全事前予約制となります)
お電話: 0744-20-3374
※メニューや営業時間は変更になる場合がございます。最新情報は店舗ページをご確認ください。